◎まずはその場で! ~ショット編~

 ※前ページのシングルスの動画を見ながら以下を見ていただくとわかりやすいです。

 ※ショットは以下の3つに分類されます。

  上から打つもの(オーバーヘッドストローク・以下オーバー)

  横から打つもの(サイドストローク・以下サイド)

  下から打つもの(アンダーストローク・以下アンダー)

 

  これらに、フォアハンド(利き手側)、バックサイド(逆手側)を組み合わせて、

  バドミントンのショットは構成されています。文字で見ると多いですが、

  やってみればすぐにわかりますので、ご安心ください。

 

(ショットの種類)

①クリア (シングル動画の2:32~2:40を参照)

 種類:オーバー

 山なりに相手のコートに返すショット。

 高く山なりで返して、対空時間を稼ぐ守備的な”ハイクリア”と、

 低めの山なりで返し、攻めるために使う”ドリブンクリア” の2種類ある。

 

②カット(ドロップ)(シングル動画5:03~からのラリーを参照)

 種類:オーバー

 相手のコート前方へ落とすショット。

 緩く打って、コート前方へ落とすショットを ”ドロップ”、

 面を斜めに擦るようにしてシャトルへ回転を掛け、

 早いスピードのまま前方へ落とすショットを”カット”と呼ぶ。 

 

③スマッシュ(ダブルス動画0:00~0:20からのラリーを参照)

 種類:オーバー

 バドミントンの一番の華である攻撃的なショット。

 角度をつけて、相手のコートへ叩き込む。

 

④ヘアピン(シングル動画5:03~からのラリーを参照)

 種類:サイド、アンダー

 ネット際で、相手コートへネットギリギリを狙って返すショット。

 高く浮いてしまうと、相手に叩かれてしまうため、ネットすれすれを狙う繊細なショット。

 

⑤ロブ(シングル動画5:03~からのラリーを参照)

 種類:サイド、アンダー

 下から上に打ち上げるショット。

 体制を整えるために高く打ち上げる守備的な普通のロブと、

 攻めるために低く早く打つ、”アタックロブ”の2種類ある。

 

⑥プッシュ(ダブルス動画0:00~0:20からのラリーを参照)

 種類:オーバー

 ネット際で、相手コートへシャトルを沈めるショット。

 ネット前で行うスマッシュみたいなもので、決定力のあるショット。

 

⑦ドライブ(ダブルス動画0:00~0:20からのラリーを参照)

 種類:オーバー、サイド

 水平にシャトルを相手コートへ打ち込む攻撃力の高いショット。

 水平にシャトルを飛ばすため、慣れるまでには難しい部類に入る。

 

⑧レシーブ(ダブルス動画0:00~0:20からのラリーを参照)

 相手に打たれたショットを打ち返す動作全般のこと。

 主にアンダー、サイドで返すショットの総称。これが出来ないと試合にならない。

 

これらのショットを、まずは「その場でなら打ち分けられるようになる」のが第一歩。

上手くなるにはとにかく、反復してショットの打ち方を覚えましょう!